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The Johnny Depp World
〜ザ・ジョニー・デップ・ワールド〜
<ジョニー・デップ海賊団>


◆2007.6 THE BIG ISSUE74号 記事紹介◆

By:
みーこさん  
Thanks!

THE BIG ISSUE 74号(2007.6.15)
 
スペシャルインタビュー【Johnny Deep】←表紙のスペル、違ってました(泣)
 
 
スペシャルインタビュー【Johnny Depp】
 
自分がやりたいことをすると誓った。
失敗、成功、どちらにしろ、誓いに忠実に生きる、とね。
 メガヒットシリーズの『パイレーツ・オブ・カリビアン』最終作が公開され、
 その渦中においても冷静なデップが、キャリア・仕事・家族、変わらない信念について語る。
 
 
キャプテン・ジャック・スパロウは永遠に生き続ける。
 
「そろそろ、別れの不安を感じ始めてるね。いい友達か何かを後に残していくような感じのさ。
けど、そろそろ前に進まなきゃいけない時期なんだよ」
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のキャラクター、品がなく、ユーモアがあって、
勇敢で、悪賢ささえも魅力的な海賊ジャック・スパロウ船長との別れを嘆いているのはジョニー・デップだ。
ゴア・ヴァービンスキー監督、ジェリー・ブラッカイマー製作の船乗り映画3部作の完結編
『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』でジャック・スパロウ船長を演じる彼。
「3本も映画を撮れば、誰だってなんとなくあいつに愛着が湧くものさ。だから、これは、ほろ苦いさよならだね」
 
2003年のメガヒット作品、北アメリカだけで30億ドル以上も稼ぎ出した『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』での、
アカデミー賞主演男優賞ノミネート、そしてその続編『デッドマンズ・チェスト』の再成功は、
彼の出演料を1本あたり2000万ドルクラスに押し上げた。
 
ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」が創作の源であるこの映画の登場人物、キャプテン・ジャック・スパロウ。
デップはローリングストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの癖や気質に役作りのアイディアを得たといわれる。
この役が彼を、誰もが名前を聞いたことがあるというメジャーな存在に変え、
自らのキャリアの中で最も芸術的にも満足のいく焼くの一つになるとは、夢にも思わなかった。
帽子にダーク・ブルーのジャケット、シワ一つない白いシャツ、ダークカラーのスラックスに身を包んだデップはそう語る。
「キャプテン・ジャックは、子供たち(長年連れ添ったガールフレンド、バネッサ・パラディスとの間に息子と娘がいる)に
演じているところを見てもらうにはすごくいい役だ、ってただそう思ったんだ。まだ小さいから、僕の作品のほとんどは見せられないし。
でも、この作品が役者人生において、こんなにも大きな、エキサイティングなものになるなんて考えてもみなかったよ」
44歳になった彼は、ビバリーヒルズホテルのスイートでくつろぎ、紅茶をすすりながら静かに言った。
 
『呪われた海賊たち』の撮影を心底楽しんだデップ、共演者のキーラ・ナイトレイ、オーランド・ブルームは、
続編の話が出るとすぐにシリーズの続編を2作続けて撮影することに合意し、
6週間の短い休息期間とハリケーンによる数日の中断を含む、バハマでの8ヶ月間の撮影をこなした。
そうして生み出された第2作目、『デッドマンズ・チェスト』は、昨年、前作同様に、関係者が驚きを隠せないほどの興行成績をあげ、
信じがたいほどの儲けを生みだした。そして、第3作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』も同じだけの興行収入をあげると
ハリウッド関係者たちは予測している。
 
続編製作中に1作目のDVDを見て役づくりの確認をしたかと聞くと、こんな答えが返ってきた。
「まさか!しないよ。たぶんもう百万回は見たからね。子供たちが『パイレーツ1』を毎日見ていた時期があってね。
たぶん彼らは僕よりキャプテン・ジャックのことをよく知っているだろうね。
でも息子は今、バットマンとスーパーマンとスパイダーマンの映画にはまってるんだ。
だから、『パイレーツ3』と『スパイダーマン3』が公開されるこの夏が待ちきれないんだよ。
もちろん『パイレーツ』のほうが待ち遠しいと思うよ」そう言うと、照れたようにデップは笑った。
「この3部作すべてに出演することは、僕にとって、夢のような体験だったよ。
シリーズはこれで終わるかもしれないけど、この作品が永遠に生き続けるって自信があるね」
 
 
崖っぷちで綱渡りかもしれない状態に身を置くことは重要
 
デップは少し風変わりな役を好んで演じることで知られている。
大ヒットを記録したものの、キャプテン・ジャックのキャラクターに、当初ディズニー上層部はかなりの難色を示した。
風変わりなジャックがこんなにも多くの人々に受け入れられ、愛された理由はなんなのだろうか。
「困ったな。わからないよ。これまで長い間、僕がつくった映画や演じたキャラクターを、多くの場合、
スタジオや配給会社や関係者はどう売り込んだらいいのかわからなかったんだと思う。
僕が作った作品をどのように特定し、分類するのか、例えば『エド・ウッド』なんかね。
『いったいこいつは何なんだ?白黒フィルムで女装趣味の映画監督の話だって。やってられないね』
僕の作った映画の多くはそんな扱いだった。彼らは作品をよくわかってなかったんだ。
ディズニーと、特にプロデューサーのブラッカイマーは『パイレーツ』を全面的に後押ししたし、売り方も知っていた。
どうしたら人に見てもらえるように売り出せるかをね。それがなければ、今頃、『いったい、いつになったら売れる映画をやるんだい?』
って質問を受けているだろうね」とデップは笑う。
 
デップは1作目の『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
そのことについて、驚きを隠さない。「今でもすごく驚いているよ。名前の書き間違いかなんかじゃないかってね。
それか票を読み間違えたとかさ」と笑うと、彼は続けた。
「正直、目標にしたことも、ほしいと思ったこともなかったからね。だから思いもしなかった。だからすごく驚いたし、
わけがわからないんだ。でも、ノミネートされるのは悪いことじゃない」
 
そう語るデップは、最近、ウェスト・サイド・ストーリーの作詞作曲者スティーブン・ソンドハイムが作詞作曲し、
トニー賞を受賞したミュージカル『スウィーニー・トッド』(Sweeny Todd)の映画化作品の撮影を終えたばかりだ。
ティム・バートン監督でヘレナ・ボナム・カーターと共演、フリート・ストリートの人殺し、悪魔の理容師を演じた。
「ティムとまた仕事ができるのはすごくよかったね。いっしょにつくる7本目の映画だ。
ミュージカルというとても難しいプロジェクトだったから、彼のように完全に信頼できて、
僕の能力や限界を熟知している監督といっしょにできたのは奇跡だった」
 
『スウィーニー・トッド』のためにボイスレッスンも受けた。俳優になる前は、ミュージシャンを目指していた彼だが、
ミュージカルという新しい世界は簡単なものではなかったと語る。
しかし、俳優として常に挑戦し続けることが大切だとデップは強調する。
「完全な失敗作との境目、崖っぷちで綱渡りかもしれない状態に自分を置くことは重要だと信じているんだ。
もしかしたら僕は歌手としてはひどいかもしれない。でも役柄にとってはそのほうがいいかもしれない。やってみないとわからないだろ?」
 
 
12歳のとき、天から与えられた仕事を見つけた
 
テレビシリーズ『21ジャンプストリート』でティーンのアイドルとなり人気を博したデップ。
それが映画での成功の手がかりとなったが、同時にその成功は彼を苦しめもした。
「僕にわかっているのは、あの『21ジャンプストリート』で経験したすべてが、
長い目で見ると、僕のキャリアにおいて、カレッジみたいなものだったということだ。
すごくいいトレーニングだったよ。週5日、9ヶ月間、カメラの前で、勉強、勉強、勉強だよ。
素晴らしい教育だったね。でも、その一方で、誰かの商品のように扱われることが心底嫌だった。
すべてのことにビジネス面が絡んでくるのは理解しているつもりだよ。
でも、あの時、自分自身に誓ったんだ。自分がやりたいことをやるとね。
それで、もし失敗するならそれでもいい。もしうまくいくなら、それもいい。どちらにしろ、誓いに忠実に生きようと決めたのさ」
「キャリアのためにとか、お金を儲けられるから、といった理由で作品を選んだことは一度だってない。
そのやり方や信念は変わっていないよ。」
子供の頃からスターになりたいと思っていたのだろうか。
「自分が天から与えられた仕事を見つけたと思ったのは12歳の頃のことだったと思う。ギターを弾き始めたときのことだ。
弾き方を自分で覚え、練習して、結構うまくなった。その時はそれが生活のすべてで、すべてを捧げてた。
そしてなぜか、心の奥底ではそれがうまくやれると感じていたんだ。
その後、20代前半にそれが枝分かれしたかと思うと、違う道にいた。それ以来、その道を歩き続けてきたのさ」
 
デップの両親は彼が15歳のとき、離婚している。その両親はデップの生き方をいつも応援してくれたと彼は言う。
「心からね。だって、ギターのお陰で彼らに厄介をかけなくなったんだから。思春期のことなんて覚えていないよ。
思い出すことといえば、ギターを弾いては弦を取り替えて、レコードを聴いて、曲を覚えて、ってことばかりさ」
 
映画1作につき2000万ドルを稼ぐスターとなったデップ。プレッシャーが増したということはないのだろうか。
「そうだな、真実はこうだ。『パイレーツ』はそれなりの成功をおさめたし、『チャーリーとチョコレート工場』もそう。
それはそれで素晴らしいことだけれど、僕の物事の選び方や働き方を変えるものではない。
今でも僕は、今までと、まったく同じようにしているよ。やるべき仕事をする、ということだよ」
 
(Cliff Ford/編集部)


   みーこさん、ありがとう! たしかに、表紙のDEPPのスペルが間違ってたよね(^^; 「ジョニー・深い(DEEP)」(笑)

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